IVTT代表のおーいけです。
「IVTTの奇妙な成り立ち」シリーズでつらつらと「なぜIVTTを始めたのか」を書いてきました。
今回は「なぜ"IVTT"というブランド名なのか?」を記していきたいと思います。
ブランドコンセプトページにも記していますが、名は体を表す!のでどうぞお付き合いください!
目次 1.象牙の塔 |
象牙の塔
まず"IVTT"は"Ivory Tower Take Off"という造語の頭文字を取りました。
「頭文字を取ると"ITTO"じゃないの?」ですが、ここは完全に語感で選びました。
"ITTO"だと"イットー"としか読めないので、語感的に"アイブイティーティー"のがかっこいいと思ったのでそちらを選びました。
"Ivory Tower"は"象牙の塔"という言葉です。
こちらの意味は
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
「白い巨塔」とかも同じ意味です。
上記の文章だけ読むと良い意味かとも捉えられますが、実際は
「現実離れ、浮世離れした生活を皮肉る」
意味で使われます。
そしてその"Ivory Tower"から"Take Off"する。
「狭い世界に閉じこもらず、広い世界に向かっていく」
それが"Ivory Tower Take Off"という言葉の意味です。
(↓今現在使っているロゴ。もちろんダイアモンドロゴも使っております)
ボーイ・ミーツ・ガール
ここまではコンセプトページでも書いていますので、ご存知になってくださってる方もいると思います。
おーいけがこの言葉と出会ったのは
人生に於いて影響を受けたアニメのゲーム版の1作目の第5章
という超マイナーなところからでした。
(今の所、元ネタがわかった人は0人です笑)
(わかった人は是非DMください!)
その物語はいわゆる"ボーイ・ミーツ・ガール"がテーマの作品で、様々な葛藤を経た主人公が最後は住んでいた塔から離れて世界に飛び出る物語。
ありふれている物語といえばそうかもしれません。
使い古された物語といえばそうかもしれません。
しかし、なぜありふれているのに、使い古されているのに、また同じ主題の新しい物語が出てくるのか。
それはいつの時代もその物語が人の心を動かすからに他なりません。
この物語に出会ったのは学生時代でしたが
「いつの日か、自分も"Ivory Tower Take Off"する」
と心に残り続けていた言葉でした。
旧ロゴ
ブランドを始めるにあたって他の言葉・名前も勿論考えました。
(他の候補として「Realize」「ROFY」「JSBM」等がありました)
しかし、一番最初に出てきたこの言葉が最後に選ばれるのは決まっていたことのようにも今なら思えます。
自分の中で大切に取っておいた言葉が、今では他の人が口にしているところを聞くと、なんともいえず嬉しい気持ちになります。
(↓最初から使っているダイアモンドロゴ。下の"sports wear"は途中で外しました)
Take Off
みなさんは現実の"Ivory Tower"に遭遇することはあるでしょうか?
もちろん前向きなコミュニティもあるでしょうが、どうしても閉塞感を感じてしまう、
「自分は今"象牙の塔"にいるな」、と感じたことが少なからずあると思います。
塔の中から見える世界は狭いです。
窓から見える景色だけが全てになってしまいます。
外にはもっと広く、様々な景色が広がっているはずなのに。
そこから抜け出すことは容易でないように感じられるし、一歩踏み出すのも簡単ではない。
でも、一歩さえ踏み出せれば。
おーいけにとってそれは海外でした。
IVTTの奇妙な成り立ち〜第四部〜に書いたことなのですが、ここで勇気をもらえました。
そして"Ivory Tower"から"Take Off"することができたのです。
IVTTの願い
一アパレルブランドがこんなことを願うのは大それたことかもしれません。
「IVTTを着ることによって、ブランド名通り"飛び立って"欲しい」なんて。
トレーニング、フィットネスを愛する人達は、自分との闘いであるが故につい周りが見え辛くなってしまうかもしれません。
しかし、大きな身体を作り上げるその精神力なら、目標に向かってひたむきに進めるその姿勢なら、もっと遠くに飛び立てるはずです。
IVTTはそんな人のためのブランドでありたい。
そんな人達のためのブランドであり続けます。
それが
IVTT=Ivory Tower Take Off
に込めた思いです。
〜〜〜
随分と感情的な文章になってしまいました。
言葉だけでなく、皆様にお届ける物でしっかり示せるようにこれからもがんばっていきます!
どうぞ応援よろしくお願い致します!!
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!