アパレル生産の苦労ポイント
おーいけは元々アパレル関連で働いたことは無いです。 全くの素人から始めました。 始めて思ったことは「洋服作るの、めっちゃ大変やん!!」でした。
それはなぜか。 アパレルは制作する過程において非常に多くの人間が関わるからです。
主な業種を羅列してみましょう!
・生地(生地の生産工場) ・縫製(縫製する工場) ・サンプル作成(生産するためのサンプルを作るところ) ・パターン作成(洋服の型紙を作ること。サンプル作成とほぼ同じだが、稀に別枠のところがあるのでややこしい) ・プリント(洋服にプリントする工場。生地によってできるプリント方法が違う) ・刺繍(生地や刺繍する場所によって可否が変わる) ・付属資材(ボタンや紐などのパーツを扱う。こだわれば値段が跳ね上がる)
そしてこれらを全てまとめる「生産管理」。 なにを隠そう、おーいけが一番なりたくない職業がこの生産管理です笑。 全ての工程に人の手が加わっているので、ミスが必ず起こります。
それの調整をするのがこの職種。 おーいけが実際に生産管理をしているわけではありません。 いつも生産をお願いしている工場さんの中の、生産管理さんとお話しして、作るアイテムを決めています。 僕の要望を聞きつつ、同時にそれを実現するために各方面の工場さんとやりとりする。
もちろん、担当するブランドは1つには収まりません。 そして全てに”納期”が存在する、、、 考えただけで胃が!
多くの人が関われば、ミスが起こるのも必然、、、 実際に聞いたことがあるミス達を紹介します。
「全ての洋服のタグが首裏ではなく、外についてきた、、、」 一言「表」「裏」と言っても、それぞれ認識が違います。 「この生地のこっち側、こっち側ですからね!!」
とはっきり何度も言わないと認識が合いません。 その認識のズレが起こした悲劇。 タグを全て手作業で付け直したそうです。
もちろん納期は間に合わなかったそうです。
「シャツの前と後ろの生地が違うもので作成されてきた、、、」 先程と同じ、「前」「後」の認識がずれることによって起こった悲劇。 タグのように付け直しとはいかず、全て作り直したそうです。
もちろん納期は間に合わなかったそうです。
「プリントミス×5000枚、、、」 プリントの位置や、ロゴのサイズのミスによって起こる悲劇。 数枚~数十枚ならばまだしも、5000枚というサイズになると損害は膨大なものに、、、
もちろん納期は(ry
「明日お店が新規オープンなのに、商品がまだ海の上、、、」 こちらは生産を海外でした場合に起こった悲劇。 納期に余裕を持って始めたのにも関わらず、海外が故の謎の?生産遅れ。 かつ、生産した国から直接送らず、なぜか1カ国経由されて送られているという謎、、、 お店の新規オープンが決まっているのにサンプルしかない状態。
もちろん納期は(ry
などなど、身の毛のよだつ話ばかり、、、 (IVTTに起こったミスではないですよ。アパレル業界で聞いた実話達です。) 日々ミスが起きないように徹底的にお互い確認する必要があるのです。 そしてそれらを全て見渡してくれる生産管理さんには頭が上がりません、、、
おーいけもいつも感謝しております。
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