【中澤✕大池】「IVTTはお客様の『未来』を提案している」大池代表が見据える“ブランドの先”(後半)

【中澤✕大池】「IVTTはお客様の『未来』を提案している」大池代表が見据える“ブランドの先”(後半)

僕らトレーナーが教えている根本は、トレーニングをしたことで得られる『未来』だと思うんです。それはIVTTも一緒です


ブランドに関わるすべての人の未来を提案し、単なるアパレルには収まらない魅力を提供し続けるIVTT。


この記事は『IVTT』の代表である大池が、フィットネス業界で活躍している方をゲストに招き、トレーニングや仕事のマインドなど気になる点をインタビューする連載企画の後半。


4回目のゲストは、フランスを中心に世界をまたにかける人気トレーナーの中澤悠人さん。


前半では全トレーニー必見の内容、トレーニング・コンディショニングの本場アメリカから学んだトレーニング方法を語っていただきました。


>> 【中澤✕大池】「僕のゴールは『スペシャリストからジェネラリスト』」広い視野で本質を見極める(前半)


過去の対談内容はこちら。

>> 対談シリーズ


後半は、フランスという異国の地でのファン作りの方法や、前半では語られなかった『日本が世界に誇る偉大なボディビルダー』である“あの選手”の話題も出てきますので、ぜひ最後までお楽しみください。

中澤悠人@goriza37

 

1992年生まれ。フランス・パリをメイン拠点として活動するパーソナルトレーナー。在学中より日本の大手ジムにて活動開始。卒業後は渡米し、世界最高峰の舞台で活躍するボディビルダーや専門家に師事。深い専門知識と、幅広い観点からアプローチできるトレーニング方法が「パフォーマンスを最大限に発揮できる」と話題に。口コミだけで世界TOPプロから一般の方まで多くのクライアントに信頼される人気トレーナー。



〜 今の時代SNSを活用して自分を知ってもらうことはとても大切 〜


前半と同様、フランスからZOOMをつなぐ中澤さんと大池代表

大池:中澤さんはインスタを含めてSNSの発信が非常に上手ですよね。SNSマーケティングも考えているんですか?



中澤:非常に重要視しています。僕がフランスのパリで口コミだけでやっていけるのはSNSを活用しているからです。今の時代SNSを通して自分を知ってもらうことはとても大切。僕のクライアントは20代後半から30代半ばがダントツで多いので投稿時間も考えています。


たとえばターゲットの方が一番見る時間は、朝の出勤時間や夜のご飯の時間とかの空いているスキマ時間なんです。ですから見てもらえるように、今の2つの時間に絞って投稿していますね。



大池:マーケティング周り弱い人はトレーナーに多いんじゃないかなって体感していますので、勉強している人はさすがだなと思います。ちなみに僕も中澤さんのインスタ投稿は、いつも参考にしています。


>> 中澤さんのインスタのアカウントはこちら



中澤:いつも本当にありがとうございます(笑)。



大池:本当にずっと動画見ながら毎回ジムでやっています!



中澤:嬉しいな。やってみてどうですか?変化はありましたか?



大池:やっぱり違いますね。中澤さんのエクササイズでアップをすると、トレーニングしたときに「めちゃくちゃスムーズだ!」って明らかな変化を感じます。またトレーニングが終わったあとに「痛くなっていないな」「自然に動けたな」と効果を実感するんですよ。



中澤:その言葉は一番嬉しいですね。



大池:やっぱりトレーニング後の状態が全然違いますね。あのエクササイズのおかげで事前にケアができる。負荷がかかるトレーニングをしても後で「状態がいいな」と感じるんです。その場もそうですけど、後で「問題ない」と感じるのが一番大きなメリットですね。



中澤:いやー本当にありがとうございます。

こういう言葉を聞けると、身体の勉強してよかったなって思います。やはりトレーニングも勉強もSNSも、どれだけストレスかけずにやり続けられるかが大切だと思いますので。



大池:それは大切ですよね。SNSの発信で気をつけていることはありますか?



中澤:大切なことはビジネスアカウントにならないこと。僕ちょいちょいストレッチ動画や自分のトレーニングの動画、パリの様子とか、いろいろな人に興味を持ってみてもらえるように毎回試行錯誤しています。


半分ビジネス、半分プライベートみたいに、人間性を出すことでファンになってもらう努力をしています。ただのビジネスアカウントだと次第に見なくなるので。



大池:たしかに、あまりにビジネスビジネスしていると見なくなるかも。



中澤:そうなんですよ、いかにファンになってもらうか、いかに「この人のトレーニングを受けてみたい」と思ってもらえるか。それがとても大切です。


〜 IVTTもアパレルだけを売っているわけじゃない、やっていることはファン作り 〜



中澤:海外の有名なトレーナーさんはすごくファン対応に力を入れていて、質問したら丁寧に答えてくれる。ファンになってもらう努力をしっかりされています。



大池:まさに僕もさまざまなイベントや、アメリカ行ったときにめちゃくちゃ感じました。ブランド作りもファン作り、IVTTもやっていることはファン作りなので。


アパレルだけを売っているわけじゃありませんし、うちのブランドを好きになってもらいたいから商品情報だけを発信することもありません。ベニスゴールドで好きな選手に会えたときの感情と似ているんですよね。



中澤:あーそうかもしれません。



大池:世界から見たらそれほど有名じゃないんですけど、僕が好きな選手に『ネルソンロペス』という選手がいまして。ドイツのFIBOで会ったとき「写真撮ってくれ」って声かけたんです。



そしたら「俺の名前はネルソンロペスだ」って、向こうは自分のことを知らないと思って丁寧に自己紹介してきてくれたんですけど、「いや、俺はめちゃくちゃあなた(ネルソン)のこと大好きで見ていたからようやく会えて嬉しい!」と言ったら、ネルソンが胸に手をあてて「本当にありがとう!めちゃくちゃ嬉しいよ!」と言ってくれて。

2018年ドイツのFIBOにてネルソンと一緒に写真をとる大池代表

大池そのファンに対する姿勢でネルソンがもっと好きになったんです。やはりグローバルな文化なのか、日本の選手にはないファンとの距離感を大切にしているんですよね。



中澤:わかります。



大池:日本の選手も、もっと外国選手のファンに対する姿勢を取り入れていくと、競技・選手ともに人気になるんじゃないかな?と思うんです。



中澤:それは間違いないですね。

あーだから山岸さん※ってすごい人気なのかなって思います。



※山岸秀匡:日本人IFBBプロボディビルダー。アジア人、日本人では不可能と言われていたボディビル界の最高峰の大会と称されるミスターオリンピアで3位、アーノルドクラシック優勝を果たすなど、日本が世界に誇る偉大なボディビルダー。


〜 これが「プロのトレーニングなんだ!」と思いました 〜



大池:山岸プロも神ですね。“日本のアニキ”的対応してもらったのを覚えています。

2016年アメリカ・ベニスにて山岸プロと初めて会った時の大池代表

 

 

中澤僕も何度かお会いしたことがあるのですが、本当に尊敬しています。どんな人に対しても丁寧だし、断るときも嫌味なく、納得させてくれる答えをくれる。誰に対しても握手してくださいますし、僕もすごいファンになりました。


ちなみに山岸さんは減量期でもパスタ1kgくらい食べているみたいです(笑)。



大池:パスタ1kg(笑)。山岸プロの飯のエピソードだと、砂漠をドライブ中にガソリンが切れて止まってしまったのに、アラームが鳴って「ごめん飯の時間だから」と砂漠のど真ん中で飯食べ始めるっていうエピソードを聞いたことがあります(笑)。



中澤:それ聞いたことがあります(笑)。勝つためのマインドが本当にすごいですよね。僕は縁があって、山岸さんのトレーニングを何度か見させていただきましたが、まさにプロフェッショナルでした。



大池:なんと! 山岸プロのトレーニングはどんな感じなんですか?



中澤山岸さんのトレーニングは一言でいうと『綺麗』。反動をほぼ使わない教科書的なトレーニングです。僕自身、反動を使うトレーニングがあまり好きじゃないので「これがオリンピアに出場するプロの選手なんだ!」と感激した、まさに理想のトレーニングでしたね。



大池:すごい! ロニー・コールマンとかジョニー・ジャクソンとかの影響で(プロは)ぶん回しているイメージを持っている方が多いですけど、それこそ昔でいうとショーン・レイみたいなストリクトなトレーニングしているビルダーもたくさんいますよね。山岸プロもその流れですか?



中澤:まさにです。フルレンジで丁寧に、そして力が抜けないようやっていく。10レップのトレーニングなら、ちょうど7〜8回あたりで重さがマックスになるように徐々にあげてく。ムリはしないけど重さを逃さないように、適切なフォームで徐々に徐々に限界に近い手前でマックスにあげていく。その後は補助を使いながらテクニック入れてって感じです。


その繰り返しがあのボディですから、これが本当のトレーニングなんだなと思いましたね。



大池:それがやっぱプロのトレーニングですよね……!



中澤:すごい丁寧で綺麗なトレーニングでした!あのトレーニングは、僕がクライアントに指導するときにの根底になっています。


〜 クライアントの目的、目標を達成するために、総合的にアプローチをしていきたい 〜

トレーナーとして大事な“経験”を積むことにも余念がない中澤トレーナー

 

大池:なるほど。今までのお話しを聞いて繋がりました。中澤さんの数々の経験がプロとして多くのクライアントに支持されているんだなと。



中澤:僕は本当に愚者なので、経験を元にじゃないと理解できなかった。でもそのおかげでクライアントの間違えやズレてることが今わかります。ですから僕の経験をクライアントに還元していますね。


一番最初に話した機能を高める、身体の使い方を教える、そこに繋がってくるんですよ。

身体の構造は根本的には皆さん変わりません。心臓は左にあるし、肺は二つあるし、筋肉はしっかりと左右対称ですし。それにトレーニング方法だけでなくオステオパシーを学んでいることも非常に役に立っています。


それを抑えた上でクライアントの目的、目標に合わせて総合的にアプローチしているんです。



大池:今まで学生時代野球でうまくいかなかった経験が「なんでうまくいかなかったんだろう?」と考える力、現状の把握、俯瞰して自分を見ることにつながっていますよね。自分を知ったうえで渡米して学んだトレーニングの経験、フランスで勉強している身体の構造や知識、それらが拍車をかけて現在の中澤さんのメンタリティやトレーニング論に繋がっている。今までの知識や経験がすべてミックスされているんだなと感じました。



中澤:うわ嬉しい! ありがとうございます。話を綺麗にまとめていただいて(笑)。



大池:任せてください(笑)。フランスのオステオパシーを勉強していること、その道の専門家であるプロから何度も学ばれて、プロのやり方を自分の中に落とし込んでトレーニングに活用されているのかなと。



中澤:そうですね。トレーニングの王道を学ぶことは非常に大切です。ただ、いろいろな考え方があると思うので、一つの方向性だけにはならないようにしたいなと。


トレーニングの指導でも人それぞれやり方やテクニックがあるじゃないですか?たとえばパワーリフティングにおいて、スクワットは胸をはっちゃいけない。なぜなら胸をはらない方が重量上がるっていわれているからです。


それはそれで正しいと思うのですが、そもそも腰が丸まらないで肩甲骨を広げられない人、腹筋に力を入れられない人、さまざまな方がいらっしゃいます。結局はそのテクニック教えても、テクニックを教えるまでの身体の準備ができていないと怪我の元になってしまいます。



大池:たしかにそうですね。



中澤:その場合はテクニックとは真逆の身体の使い方を教えることも。ただパワーリフティングから見たら一般的に間違いとされていて「そのやり方じゃ強くならんよ」って言われるんです。


たしかにおっしゃるとおり。でも実際に怪我をしてしまったらトレーニングができなくなります。それならば適切な身体の使い方を先に覚えてもらって、テクニックに持っていける準備をするほうが正解。


パワーリフティングから見たら不正解かもしれない。だけど身体の使い方の方面、理学療法的なところから見たらパワーリフティングの言っていることが不正解にもなります


だからこそ僕は幅広い視野と知識をもって、クライアントの目的、目標を達成するために、総合的にアプローチをしていきたいです。



大池:素晴らしい!中澤さんが人気な理由がわかりました。



中澤:ありがとうございます。



大池:たしかにパワーリフティングの重量をあげるなら5×5法とかが定番かもしれません。でもそれが『その人に合っているかどうか』は本当に人によって全然変わってくるじゃないですか。



中澤:まさにですね。



大池:そのアプローチがその人に合っているかどうかを中澤さんが、その人の最終的な目標から逆算して判断してくれているんだなと。トレーナーとして当たり前かもしれないけど、実際にそれができる人が多いのかと言われるとどうなのかなと思うんです。


実際問題、その人の身体の状態を理解するのって膨大な知識と経験が必要ですから。

だからこそ中澤さんのトレーニングを受けている人の評判がとてもいいし、人気なのは「自分にとって正しいアプローチができているな」とか「この人は正しいことを教えてくれているな」とか、初心者の方からプロの方まで、みんな感じているからなんじゃないのかなと思いました。



中澤:ありがとうございます。まさに大池代表が言われたようなトレーナーでありたいと常に思っています。正直一側面だけに偏ったトレーナー、コーチはたくさんいるので。


野球にたとえると、ホームラン打つには素振りが一番だって人もいれば、実際の球を打った方がいいって人もいます。でも実際には身長や体重、身体の柔軟さなどでトレーニング方法は全然変わってきます。だからこそトレーニング理論だけでなく、身体のことも理解した上で、その人にあったコーチングをしたいのです。



大池:いやー素敵です。



中澤:視野を広くもってさまざまな側面を理解していきたい。

僕はまず相手を理解して、相手の求めていることを理解して、僕だけの考えを押し付けない。身体は千差万別なので、ニュートラルにさまざまな側面から総合的にアプローチをしていければと。



大池:やっぱりそういう所が人気の秘密なんですね(笑)。


〜 IVTTは『未来』を提案することを常に心がけている 〜

”過去”のロゴを使用し、新しいデザインを提案した新作TEE

大池:僕もトレーニング論というか、IVTTのブランドの話になるんですけど、始めた当初は何もわからず、とりあえず作りたいもん作ってやっていたんです。


ただ途中からマーケティングや、商売をしっかり勉強して「お客さんが必要とするもの」を作らなきゃいけないってなったときに、じゃあお客さんが本当に欲しいものだけ、お客さんが「これが欲しいです」ってものばっかり叶えていたら、それはただの便利屋になっちゃいます。だからこそブランドとして『先』を提案する。



中澤:『先』ですか?



大池:たとえば、IVTTは“機能がいいもの”だけで売っていません。機能性がいいだけなら他にいくらでもありますし、ナイキやアディダスなどの大きいブランドに量では勝てませんから。もちろん他より絶対に負けない品質にする努力は怠りませんが。


それよりもIVTTを着ることによって「あなたのトレーニングのテンションがもっと上がりますよ」とか「鍛えている身体がもっとかっこよく見えますよ」というベネフィット、要はIVTTを着た後の『未来』を提案することを常に心がけているんです。



中澤:なるほど……とても勉強になります!

その人の未来のことを考えさせる!その考え方、取り入れていきたいと思います。



大池僕らトレーナーが教えている根本は、トレーニングをしたことで得られる『未来』だと思うんです。


たとえば中澤さんのお客さんに「競技でこの数値が欲しい!」って人がいたら、それに対するアプローチをするはずです。トレーニングをすることによって「今より生活がもっと豊かになりますよ」みたいな『未来』を教えてあげたいと常に考えています。ブランドも同じですね。



中澤:フィットネスを通じて人生を豊かにしなきゃいけないですからね。



大池:よく聞く言葉ですけど、それがフィットネスの役割、パーソナルトレーナーやフィットネスアパレルの存在意義だと思ってます。



中澤:深いですね、やっぱりIVTT好きです。IVTTはフランスで販売しないんですか?


〜 今のフランスは5年前の日本のよう、2024年のオリンピックも決まって波が来ている 〜

フランスのアパレルブランド事情を話してくれる中澤さん

大池:それは!IVTTもいつか海外に行きたいという目標を持っていますよ!

フランスのファッション事情はどんな感じですか?



中澤:フランスは遅れています。日本はだいぶアメリカナイズされているので、アメリカで流行っている商品が人気になりますけど、フランスはそうでもないです。女性が少しアメリカナイズされてきて、タイツとスポブラでトレーニングする方が増えてきた感じです。


仲がいい選手達のトレーニングウェアは、アニメのTシャツとか。他にはナイキの服が多いですね。



大池:なるほど。フランスの情報が聞けるのはおもしろいですね。



中澤:ちなみにフランスは、パワーグリップを誰も使っていません。そもそもパワーグリップが売っていないんですよ!



大池:へえー!パワーグリップが売ってないとは……!



中澤:見たことないです。ちなみに僕のはパクられました(笑)。



大池:なんと! 「いいやつがあるぜえ、幻のパワーグリップだ!」みたいな(笑)。



中澤:エクササイズの間に荷物置いていたら、その間になくなりました……。

フランスあるあるですね(笑)。



大池:それはヤバい(笑)。ドイツに友人が多いからわりと行ってますけど、ひと括りにヨーロッパといっても全然違う。道具やファッションなど「国によって普及具合が違うんだな」と感じました。



中澤:フランスやスペインなどの西側のヨーロッパは遅れている印象ですね。


ただIVTTのウェアの感じは雰囲気的にもフランス人が好きなタイプだと思います。シンプルでラインが綺麗だし、抜群に着心地がいいですしね。あとはもう少しフランスでフィットネスが流行ってくればって感じです。5年前の日本みたいなイメージなので。



大池:5年前の日本。なるほど。まだ日本にX2Xしかなかったころや、BodyEngineer着てたら「ヤバい!超最先端や!」と言われてた時代ですね(笑)。



中澤:まさにそんな感じです(笑)。

それに今フランスは2024年のオリンピックに向けてパワーリフティング協会が力を入れているので、全体の流れがきています。日本も同じでオリンピック決まったときはすごい盛り上がったじゃないですか。



大池:そうですね。



中澤:フランスも各協会すごい盛り上がりなので、IVTTもぜひ!



大池:23〜24年くらいにフランスに行けるように日本でがんばっておきます!



中澤:その頃には僕もジムを開いていますので、IVTTを飾っておきますね。


〜 だからこそ僕のゴールは『スペシャリストからジェネラリスト』になること 〜


大池:ぜひお願いします(笑)。

今ジムの話がでましたけど、最後に中澤さんの今後のビジョンを教えていただけますか?



中澤:大きな目標は総合施設を開くことなんです。トレーニング施設だけじゃなくて医療関係と提携して身体のパフォーマンスを最大限に高める総合ジムです例えると整骨院も一緒に入っているジムのような感じ。


医療関係とジムを併設して、その場で評価したりその場で治療したりしてパフォーマンスアップする。一連の流れを一つの施設としてできる環境を作っていきたいってのがあります。


たとえば今だと、ゴールドジムで身体を鍛えて、身体を休めるのは接骨院や整体に行くじゃないですか。それを総合施設ですべてできるようにしたい。「身体の○○が悪いから○○で治療をしましょう、そしてリハビリもしましょう、それが終わったらパフォーマンスアップにこのエクササイズですよ」ってことを総合施設としてやりたいんですよね。



大池:めちゃくちゃ一気通貫な施設をやりたいと。でもそういうところって意外と見ないですね。フランスでも無いんでしょうか?



中澤:フランスはありませんし、アメリカでも少ないです。将来的には各分野のスペシャリストを集めてチームを作りたい。日本でいうならJIS、オリンピックの選手が行くような、それをもっと一般向けに気軽に通えるようにしたいんです。


プロボディビルダーになりたいって人から、うまく歩けるようになりたいって人まで、さまざまな方に来ていただきたい。そのために僕自身いろいろ勉強したい。だからこそ僕のゴールは『スペシャリストからジェネラリスト』になることなんです。



大池:スペシャリストからジェネラリスト。すごく素敵ですね!



中澤:もちろん総合ジムは大きな目標ですので、その前の一歩としてプライベートジムから始めていきます。そして信頼できる治療家の方を定期的に呼んで、クライアントにあったアプローチをしていけるようにしていきたいです。



大池:めちゃくちゃかっこいいです!



中澤:僕よりすごい方はたくさんいらっしゃいます。だからこそ勉強して知識をもちたい。もっと努力して、幅広い知識をもって総合的にアプローチできる人間になりたい。


クライアントしかり、家族しかり、その方にあった、その方だけの最適なアプローチをして信頼されるトレーナーになっていきたいですね。



大池:今日はいろいろとありがとうございました!



中澤:こちらこそありがとうございました!



世界TOPランカーから学んだトレーニング理論と、身体の構造の観点からもアプローチできる中澤さん。


予約が殺到する人気トレーナーの秘密は、常に「クライアントに喜んでいただきたい」と泥臭く努力する日々と、絶え間ない勉強の賜物なのではないでしょうか。


これからもIVTTでは、フィットネス業界の気になる人のインタビューを実施していきます。


IVTTの製品は「日本一フィットネスアパレルに詳しい男」を自負している代表が、すべてのプロダクトを一手に引き受け、他のブランドにはマネのできない生地や素材を国内外の工場と交渉して一から作り上げています。


期間限定販売の商品のため、ぜひIVTT公式ホームページ、LINEをフォローして新商品入荷のお知らせを、ぜひチェックしてみてください。


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