こんにちは!
IVTT代表の大池です。
いつもIVTTを応援してくださり、本当にありがとうございます。
このメールはLINE公式アカウントに登録をして下さっている方に
“月に一度、Shop Openと同時に”お送りするコラムです。
「ウェブサイト移転」等、余程大きな変更でない限り、月に一度以上お送りすることはございません。
今回お届けするコラムvol.47は
「#teamIVTTからの質問に答える!〜答えより考え方を教えてほしいの〜」
です!
先月のコラムを読んだ#teamIVTTから、こんなDMをもらいました。
詳細な質問&詳細な回答にこそ、みなさんが参考になる答えが潜んでいるものなんです。
この言葉はあまり好きではないのですが、、、
今回は”有料級”な内容になってます、、、
題名が「ここでしか書けない」だからいっか、、、
目次 |
1.前提として必要な知識
まずは「カロリーがなにで出来ているか」を知る必要があります!
3種類の栄養成分から成り立ってます。
・炭水化物(糖質+食物繊維)
・タンパク質
・脂質
一応、学校で習う内容ですが、大体忘れてますよね(もちろん代表大池も忘れてた)。
そしてこれらがそれぞれどれくらいのカロリーがあるのか、この知識も絶対必要です。
・炭水化物:1g=4kcal
・タンパク質:1g=4kcal
・脂質:1g=9kcal
カロリー数はこう決まっています。もう真理なのでこれは丸暗記しましょう!
一旦、炭水化物のところに注目です。
炭水化物(糖質+食物繊維)って書いてありますね。
そう、炭水化物って二つを合わせたものの総称なんです。
”糖質”も”野菜”も炭水化物なんです。
この知識を持っていれば、いろんな違和感に気付けます。
「糖質を控えるようにして、野菜たくさん食べてる」ってよく聞きませんか?
「炭水化物食べてるだけやんけ、、、」と気付けますね、、、!
実は"健康そうに見える"だけで、根拠の無い健康っぽい食事をしている人がたくさんいるんです。
ただし!野菜は微量栄養素(ビタミン・ミネラル)を摂るのに非常に重要なので、絶対に食べましょう!偏るのが良くないってこと!
それぞれの栄養素の大まかな役割も知ってください。
・炭水化物:体のエネルギー
・タンパク質:皮膚や髪の毛などの体を作る材料
・脂質:体のエネルギー、ホルモンの材料
質問者さんの「考え方を知りたい」でここが非常に重要になるので、覚えておいてください。
ここまで読んでくれたあなたは、既に前提知識をゲットしました。
では、実際のカロリーとカロリーの内訳を使った計算方法を教えちゃいますね。
2.方法①:脂質を控える場合の考え方
炭水化物:タンパク質:脂質=5:4:1
全体のカロリーをこの割合で摂ります。
もちろん、トレーナーさんの方針やクライアントの目標で比率はいくらか変わりますが、大体このくらいの比率でメニューを作ります(実際、代表大池が指導する時はこの比率で計算してます)。
全体のカロリーは体重によって変わります。
食べるカロリーの比率を変えてダイエットしていくんです。
脂質をすごく控えるので、よく見るダイエット食の理由がわかるのでないでしょうか?(鶏むね肉とか、揚げ物食べないとか)
質問者さんの疑問に回答しましょう。
この比率で食べる考え方としては
・炭水化物(エネルギー)をちゃんと食べる。
・タンパク質(材料)ばかり食べない。
・脂質はどんなに避けても入ってくる&10%に当たる量は必ず食べなくてはいけない。
3.方法②:炭水化物を控える場合の考え方
炭水化物:タンパク質:脂質=1.5:3:6.5
ここももちろんトレーナーさんの方針やクライアントの目標で比率は変わる、というのは承知おきください。
みんな驚くのは思った以上に脂質を摂ること。
この比率で食べる考え方を回答します。
・脂質(エネルギー)をしっかり食べる。
・タンパク質(材料)もちゃんと食べる。
・エネルギーは脂質から食べているので、別のエネルギー源(炭水化物)を食べない。
2と3を読んで共通点があることに気づいたでしょうか?
どっちのダイエット方法であっても
体のエネルギー源をしっかり食べていることに。
食べる量の中でエネルギー源が一番多く配分されています。
ダイエット=タンパク質をたくさん食べる、と思われがちですが、エネルギー源のが大事なんですね。
これはとても単純な原理から出来ています。
人の体はエネルギーが外から入ってこないと思ったらエネルギーを消費するのを止めます。
消費しすぎたら生命活動ができなくなるから。
体の残存エネルギーが少なくなるとエネルギーを温存し始めます。脂肪として。
"食べないダイエット"をトレーナーが絶対に推奨しない理由もここにあります。
食べなかったら一時的には体重が落ちても必ず途中で止まります。
食べないダイエットをしてしまっている人は、今すぐ止めましょう!
4.誤差について
#teamIVTTからもらった質問の「誤差」の部分を見てみましょう!
・摂取カロリー:+0~100kcal
・タンパク質:±15g
・脂質:±10g
・糖質:タンパク質・脂質を摂った後、余ったカロリー分を摂る
食べなきゃいけない状況もあるし(飲み会とか誕生日会とか)、その日の具合もあるし(熱中症の恐れがある時など)。
時々いるのですが、真面目&数字を追いたい方だと決めたカロリーを絶対守りたい!守らないとダメだ!!となってしまう人がいるのですが、ご飯やカロリーに”絶対”はありません。
5.まとめ〜ダイエット&ボディメイクの考え方〜
あなたが理想の体へ辿り着く支えに、この記事だったりIVTTが、少しでもなっていることが、IVTTのやることです。
そのためにこれからも頑張ります!!
前回のコラムはこちら→vol.46「意外と教えてくれない!実戦的プロテインの選び方&飲み方」