LINE公式アカウント配信コラムvol.47「#teamIVTTからの質問に答える!〜答えより考え方を教えてほしいの〜」

こんにちは!

IVTT代表の大池です。

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今回お届けするコラムvol.47は

「#teamIVTTからの質問に答える!〜答えより考え方を教えてほしいの〜」

です!

 

先月のコラムを読んだ#teamIVTTから、こんなDMをもらいました。

『意外と教えてくれない!トレーニングウェアブランド代表が薦めるプロテインの選び方&オススメプロテイン』最高でした。
竹内製薬「ザ・プロテイン」美味しすぎる。
飲み終わったので、次は「ビーレジェンド WPCプロテイン お試しセット【お試し12種】」を試してみます。 いつもありがとうございます!」
 
嬉しい感想ですねえ〜毎月頑張って書く甲斐があります!
 
「聞きたいことがあります!
今、オンラインのパーソナルトレーニングを受けているのですが、

・性別
・身長
・体重
・ウェイトトレーニング歴
・首周り
・ウエスト
・ヒップ
・目的(増量、維持、減量のいずれか)
を送ると、目標とすべき
 
・摂取カロリー(kcal)
・タンパク質(g)
・脂質(g)
・糖質(g)
を送ってくれます。
誤差の許容範囲も送ってくれて
 
・摂取カロリー:+0~100kcal
・タンパク質:±15g
・脂質:±10g
・糖質:タンパク質・脂質を摂った後、余ったカロリー分を摂る
これに加え『1日8,000~10,000歩を目標に毎日歩くようにしましょう』というアドバイスが付いていました。
 
目標の数字を教えてもらえるのは嬉しいんですが、自分で計算できるようになりたいor計算できるようになるための勉強法を知りたいです!
魚(答え)をもらうのもいいけど、できれば魚の釣り方(考え方のロジック)を学びたいというニーズです。笑」
 
非常に詳細に質問を送ってくださいました。
ならばこちらも!それにしっかりお答えするのが義というものでしょう!

詳細な質問&詳細な回答にこそ、みなさんが参考になる答えが潜んでいるものなんです。

この言葉はあまり好きではないのですが、、、
今回は”有料級”な内容になってます、、、
題名が「ここでしか書けない」だからいっか、、、

 

 目次
1.前提として必要な知識
2.方法①:脂質を控える場合の考え方
3.方法②:炭水化物を控える場合の考え方
4.誤差について
5.まとめ〜ダイエット&ボディメイクの考え方〜

 

1.前提として必要な知識

まずは「カロリーがなにで出来ているか」を知る必要があります!
3種類の栄養成分から成り立ってます。

・炭水化物(糖質+食物繊維)
・タンパク質
・脂質

一応、学校で習う内容ですが、大体忘れてますよね(もちろん代表大池も忘れてた)。
そしてこれらがそれぞれどれくらいのカロリーがあるのか、この知識も絶対必要です。

・炭水化物:1g=4kcal
・タンパク質:1g=4kcal
・脂質:1g=9kcal

カロリー数はこう決まっています。もう真理なのでこれは丸暗記しましょう!

一旦、炭水化物のところに注目です。
炭水化物(糖質+食物繊維)って書いてありますね。
そう、炭水化物って二つを合わせたものの総称なんです。
”糖質”も”野菜”も炭水化物なんです。

この知識を持っていれば、いろんな違和感に気付けます。
「糖質を控えるようにして、野菜たくさん食べてる」ってよく聞きませんか?
「炭水化物食べてるだけやんけ、、、」と気付けますね、、、!
実は"健康そうに見える"だけで、根拠の無い健康っぽい食事をしている人がたくさんいるんです。
ただし!野菜は微量栄養素(ビタミン・ミネラル)を摂るのに非常に重要なので、絶対に食べましょう!偏るのが良くないってこと!

 

それぞれの栄養素の大まかな役割も知ってください。

・炭水化物:体のエネルギー
・タンパク質:皮膚や髪の毛などの体を作る材料
・脂質:体のエネルギー、ホルモンの材料

質問者さんの「考え方を知りたい」でここが非常に重要になるので、覚えておいてください。

 

ここまで読んでくれたあなたは、既に前提知識をゲットしました。

では、実際のカロリーとカロリーの内訳を使った計算方法を教えちゃいますね。

 

2.方法①:脂質を控える場合の考え方

炭水化物:タンパク質:脂質=5:4:1

全体のカロリーをこの割合で摂ります。
もちろん、トレーナーさんの方針やクライアントの目標で比率はいくらか変わりますが、大体このくらいの比率でメニューを作ります(実際、代表大池が指導する時はこの比率で計算してます)。

全体のカロリーは体重によって変わります。
食べるカロリーの比率を変えてダイエットしていくんです。

脂質をすごく控えるので、よく見るダイエット食の理由がわかるのでないでしょうか?(鶏むね肉とか、揚げ物食べないとか)

 

質問者さんの疑問に回答しましょう。

この比率で食べる考え方としては

・炭水化物(エネルギー)をちゃんと食べる。
・タンパク質(材料)ばかり食べない。
・脂質はどんなに避けても入ってくる&10%に当たる量は必ず食べなくてはいけない。

 

3.方法②:炭水化物を控える場合の考え方

炭水化物:タンパク質:脂質=1.5:3:6.5

ここももちろんトレーナーさんの方針やクライアントの目標で比率は変わる、というのは承知おきください。
みんな驚くのは思った以上に脂質を摂ること。

 

この比率で食べる考え方を回答します。

・脂質(エネルギー)をしっかり食べる。
・タンパク質(材料)もちゃんと食べる。
・エネルギーは脂質から食べているので、別のエネルギー源(炭水化物)を食べない。

 

2と3を読んで共通点があることに気づいたでしょうか?
どっちのダイエット方法であっても

体のエネルギー源をしっかり食べていることに。

食べる量の中でエネルギー源が一番多く配分されています。

ダイエット=タンパク質をたくさん食べる、と思われがちですが、エネルギー源のが大事なんですね。

これはとても単純な原理から出来ています。

人の体はエネルギーが外から入ってこないと思ったらエネルギーを消費するのを止めます。
消費しすぎたら生命活動ができなくなるから。
体の残存エネルギーが少なくなるとエネルギーを温存し始めます。脂肪として

 

"食べないダイエット"をトレーナーが絶対に推奨しない理由もここにあります。
食べなかったら一時的には体重が落ちても必ず途中で止まります。

食べないダイエットをしてしまっている人は、今すぐ止めましょう!

  

4.誤差について

#teamIVTTからもらった質問の「誤差」の部分を見てみましょう!

『誤差の許容範囲も送ってくれて
 
・摂取カロリー:+0~100kcal
・タンパク質:±15g
・脂質:±10g
・糖質:タンパク質・脂質を摂った後、余ったカロリー分を摂る
 
というアドバイスでした。』
 
これは2.3で書いた計算でご飯を食べても、カロリーを100%正確には食べれないです。
食べなきゃいけない状況もあるし(飲み会とか誕生日会とか)、その日の具合もあるし(熱中症の恐れがある時など)。
時々いるのですが、真面目&数字を追いたい方だと決めたカロリーを絶対守りたい!守らないとダメだ!!となってしまう人がいるのですが、ご飯やカロリーに”絶対”はありません。
 
ここでの考え方は
 
・誤差は生まれるもの。生き物なので。
・誤差の範囲ならOK、という気持ちの余裕を持つ。
・誤差の範囲を超えてしまったとしても、気にしないor他の日で調整すればいい。
・1日の食事では結果は出ない。総ダイエット期間で目標を達成できてればいい。
 
 

5.まとめ〜ダイエット&ボディメイクの考え方〜 

ダイエットより優先しなくてはならない物事は、いつでも突然やってきます。
プロのボディビルダーもトレーニングが一番の仕事ですが、実際はトレーニング以外のこともたくさんやっています(普通の仕事がある人もいます)。
 
あくまで生活の一部!
その中で最大限できることをする。
その"出来ること"を知るために知識を蓄えたり、遠回りしないためにトレーナーにお願いする。
そして、結果を急ぎすぎないこと
ちゃんと続けていけば、必ず結果は出ます。
 
こうして書くと、仕事や人間関係で大事だと言われていることと同じですね!
究めるとみんな同じとこにたどり着くのかもしれません。
出典:鬼滅の刃 吾峠呼世晴 集英社
 
 

あなたが理想の体へ辿り着く支えに、この記事だったりIVTTが、少しでもなっていることが、IVTTのやることです。
そのためにこれからも頑張ります!!

  

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前回のコラムはこちら→vol.46「意外と教えてくれない!実戦的プロテインの選び方&飲み方

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