LINE公式アカウント配信コラムvol.49「"あるある間違い"〜よく聞かれる筋トレ勘違い〜」

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今回お届けするコラムvol.49は

「"あるある間違い"〜よく聞かれる筋トレ勘違い〜」

です!

 

今月インスタの「教えてニキコ!」シリーズで「腸腰筋の鍛え方を教えて」というのに回答しました。

 

 

ここでも話しているのですが
「一般の人にはよく言われるけど、トレーニング業界ではそれは全然違うよ!」という”あるある間違い”がたくさんあること!

今回のコラムは巷でよく聞く「〇〇は〜〜なんでしょ?」の誤解を紐解いて、やさ〜しく反論できるようになるコラムです♡

 

 目次
1.よくある勘違い①:「インナーマッスルを鍛えた方がいい」
2.よくある勘違い②:「胸肉・ささみばかり食べてるの?」
3.よくある勘違い③:「筋肉は鍛えなかったら脂肪になる」
4.よくある勘違い④:「まずは脂肪を増やして、後から筋肉に変えていく」

 

1.よくある勘違い①:「インナーマッスルを鍛えた方がいい」

よく聞きますよね、この言葉。
冒頭で話した”腸腰筋”もここの勘違いから来ています。

ズバリ言います。

 

・アウターマッスル→外側にあって見える筋肉
・インナーマッスル→中にあって外から見えない筋肉

違いはこれだけです。

 

「インナーマッスルの方を鍛えた方がいい」と言う人は完全に勉強不足です。
トレーナー辞めた方が...
なぜかスポーツの現場では未だに言われてることがあって不思議でなりません。

筋肉によっては半分アウター・半分インナーになっているものもあるくらいです。
そもそもこの分け方がナンセンス。
一体どこから来た言葉なんでしょうね...?

人の動きは複数の筋肉が連動して動くので、インナーマッスルだけ動かす、鍛えるということは不可能です。

”腸腰筋”もリールの中で解説しましたが、外から視認できない&個別に鍛えることはできない筋肉なので、カッコいいと言われるあの溝は”股関節の溝”というだけです。


↑これは一番最初のIVTTの撮影時。今では考えられないほどマッスル押し!!

 

これであなたももう間違えることは無いので大丈夫!
「インナーマッスルを〜」と言われたら暖かく見守ってあげてください!

 

2. よくある勘違い②:「胸肉・ささみばかり食べてるの?」

減量の定番メニューと言えば題名の2つでしょう。
「ボディビルをやっている」と言うと「じゃあ毎日胸肉とかささみとかなんだ?」と言われます。

 

そんなわけない

普段は普通の食事をしている人が大半だと思います。

 

これはボディメイク大会に出る人、ちゃんとしたダイエットをやっている人の食事内容が強烈だから脳裏に焼き付くのでしょう。
ダイエットを本気で始めて、食事内容をPFCバランスに則って作っていくと、純粋なタンパク質の塊がいかに大切さがわかります。

しかし普通の人は時々食べるだけの胸肉・ささみを1日3回食べてたら、そりゃおかしく見えます笑。

 

代表大池も未だに友達に「今はなに食べても大丈夫なの?」と聞かれますが、それは大会に向けて減量中に

・飲みに誘われても断る
・弁当を持参して遊んでる最中に食べる
・みんながスイーツを食べてる横で我慢する
・チキンカツしか選ぶものが泣く、衣を剥がして食べてた

などのイカれた言動が強烈だったからでしょう笑。

 

なので「胸肉かささみしか食べないの?」と聞かれたら「そんなことないですよ〜」と優しく言ってあげましょう!
ちなみに居酒屋はメニューを色々選べるので減量中でも行きやすいですよ!

 

3.よくある勘違い③:「筋肉は鍛えなかったら脂肪になる」

はっきり言いましょう...

 

筋肉は筋肉。

脂肪は脂肪。

他の物質に変わることは決して無い。

 

言われてみると当たり前じゃないですか?
筋肉が脂肪に変わったらそれは人類じゃないんです、、、
単純に比率が変わるだけですね。

鍛えなかったら筋肉が減って、脂肪の割合が増える。
さらに筋肉を大きくするためにたくさん食べていた場合、消費カロリーが減って脂肪を蓄えてしまう。
その結果、「筋肉が脂肪に変わってしまったかのように"見える"」だけです。

これを言われたら「そんなことないですよ〜!新人類〜!」とハイテンションで言ってあげましょう!


↑アインシュタインの法則と同じ。筋肉=筋肉。

 

4. よくある勘違い④:「まずは脂肪を増やして、後から筋肉に変えていく」

昔テレビでも堂々とこれを言っているのを見たことがあります...

正確には

 

筋肉を付けるにはたくさん食べなくてはいけない。

脂肪が多少付いたとしても、たくさんたくさん食べなくてはいけない。

 

ということが真実です。

 

筋肉を付けるには材料が必要。

材料(摂取カロリー)=毎日消費するエネルギー(カロリー)

 

これでは永遠に筋肉は付きません。

材料(摂取カロリー)>毎日消費するエネルギー(カロリー)

 

これで始めて筋肉を作る材料が確保できるわけです。
単純な計算ですね。

 

そして筋肉だけ綺麗に付くわけではありません。

体にとって筋肉って、燃費が悪いものなんですよね。
維持するのにも、力を発揮するのにもカロリーを使う。
だからたくさん食べなきゃいけないし、余分なものは蓄積=脂肪として蓄えなくてはいけない。
その結果、多少脂肪が付くんです。

 

よく考えたら「脂肪を増やして、後から筋肉に変える」も③と同じこと言っちゃってます...
脂肪は筋肉には変わりません。別の物質です。

これを言われたら③と同じでOK!
「そんなことないですよ〜!新人類〜!」とハイテンションで言いましょう!


↑③と同じ。このくらいの笑顔で言ってあげてください。

 

〜〜〜〜〜

 

ひとつ大事なのは、筋トレを続けている人にとっては当たり前のことでも、そうでない人にとっては自然な疑問だということ。
目くじらを立てずに、優しく「ちょっと違うんですよ〜」と教えてあげてください。

どんなジャンルでも外からと中からでは見え方が違うもの。
そもそも興味を持って話し掛けてくれただけでも嬉しいことです。

そんなあなたに優しく教えてもらえたら、絶対に筋トレやトレーニング・ダイエットに興味を持ってもらえるはず!
優しい仲間を増やしていきましょう♡

 

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前回のコラムはこちら→vol.48  「コラム4周年特別記念号!〜儒教思想・代表大池の大事にしていること〜」

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