こんにちは!
IVTT代表の大池です。
いつもIVTTを応援してくださり、本当にありがとうございます。
このメールはLINE公式アカウントに登録をして下さっている方に
“月に一度、Shop Openと同時に”お送りするコラムです。
「ウェブサイト移転」等、余程大きな変更でない限り、月に一度以上お送りすることはございません。
今回お届けするコラムvol.50は
「ドタバタ奮闘記!〜IVTTの撮影ってどんな風にやってるの?〜」
です!
先々月に丸4周年を迎えたばかりですが、今月で50回に到達!
「4年」もすごかったけど、「50回」もよく続いたなぁと感慨一入(かんがいひとしお)(漢字はこう書くのね、今知った)。
50回に到達する今月は、ウィメンズTシャツ"ライラック"の発売日!
新しいカラーは絶対コーデが楽しくなるから、みんな着てね!!
そんな日々みんなが目にするクリエイティブ(写真とか動画など製作物全般のことをこう呼ぶよ)。
どんな風に作られてるか、気になりますよね?
インスタでも時々“撮影風景”動画は出してるけど、コラムではもう少し前後から覗いてみませんか?
『IVTTの社会科見学』スタート!
目次 |
1.撮影前の準備:「準備が一番大事。用意するモノたち」
「戦の勝敗は戦の前に決まっている」
とは武田信玄の言葉。
まさに撮影も同じ!事前準備=写真というくらい、ここでほぼどういう写真が出来るか決まります。
なのでここが一番長く書いてます笑。
ざっくりなにをやるかというと
①どういう写真を撮るか、アイテムと照らし合わせてコンセプトを考える。
コンセプトが決まらないとなにも進められない!
でもこれはアイテムを作る時から決めてるかな。
②撮る構図を決める。
具体的な構図を決めていく!
どのコーデで、背景で、どのポーズで、どの小物を使って、と全部決めておくよ!
IVTT始めた頃は「なんとかなるっしょ!」って撮影に臨んでたんだけど、全然なんとかならなかったよ!!!
△こういうポーズも「撮る!」と決めて撮影に向かってるよ。
③カメラマンと香盤表を作る。
香盤表(こうばんひょう)とは、撮影の流れを細かく全部記したもの。
こんな感じ↓
分単位でスケジュールを組んでます。
これも最初は作ってなくて「なんとかなるっしょ!」って撮影してたけど、全然なんとかならなかったよ!!!
香盤表と撮る構図を決めたデータは絶対に必要!!
(最初の方は無しで撮れていたのが謎、、、、、)
④雰囲気に合った撮影スタジオを探す。
構図決めと同時進行しているんだけど、スタジオを探して予約するのはこの段階。
こういう撮影スタジオを集めたサイトがあってね→https://www.rstudio.co.jp/
ここで何箇所もブックマークして一つずつロケハン(実際にスタジオに行ってみること)して決めてるよ。
ロケハンもすごく大事。
撮影当日にアタフタしないためにね。
△今回しほしほと撮影したスタジオ。ここで既に撮る場所を決めておく。
⑤カメラ機材をレンタルする。
写真を撮る時に一番大事なのが"光"。
その光をどうやって得るか。
ストロボ、LEDなどの証明機材で光を作っていくの。
スタジオのレンタル機材を借りる時もあれば、「こういう雰囲気が欲しい」というコンセプトに合わせて借りる必要もあるので、ここもカメラマンと必ず打ち合わせ!
証明以外にもレンズが必要だったりと、とにかくカメラ機材は色々あって損はない!
⑥持っていく荷物をまとめる。
荷物まとめは3日前から!
何故なら足りない物があった時に買い足す時間が必要だから。
前日の夜に準備してたことがあったんだけど、いざ撮影してたら「これ欲しかったなあ、、、」ってことがたくさんありました😇
持っていくアイテムも出来るだけ多めに、いざその場で「これと組み合わせたらいいんじゃない?!」ってアイデアが出ても、アイテムが無かったら撮れない、、、
もちろん限界はあるから全部は持っていかないんだけどね。
△大体スーツケースに収まるくらい。靴がスペース取るね。
2. 撮影当日:「クリエイティブは朝が早い」
撮影は基本朝から始まるので早い集合です。
なぜか。
午前中の光が欲しいから。
午後になると日の光の色が変わってしまうんです。
なので基本は午前中スタート!
ちなみに今までで一番朝早かった撮影は5時集合。
朝の豊洲の海沿いで撮ったこちらの写真、朝の柔らかい光が最高でしょ?
▽
この光が欲しくて早起きしました。
それにしても早かった、、、笑
しかし、カメラマンの腕によっては光を自在に操ることもでき、室内でも”朝日”を作ることができる人がいます、、、
そう、我らがヒエン先生ならね!!
ヒエン先生による"朝日"がこちら
▽
この写真、実は14時に撮ってますからね、、、!
カメラマンって一言で表すなら“光の魔術師”なんです。
3. 撮影が始まったら:「時間との勝負」
スタジオの時間に制限があるので、スタジオinしたらすぐに準備を始めます。
スタジオに入りながらスーツケース開ける勢いです。
証明の準備、コーデの準備、モデルさんの準備、どんなに早くても20〜30分くらいはかかるので、撮影が始まったら事前に決めた構図やコーディネートをどんどんこなしていく!!
しかし事前に決めていても、当日の閃きだったり、スタジオの物を使ったアイデアだったり、やはりモデル&カメラマン&代表大池&ニキコの熱量が掛け合わさった現場でしか生まれない“クリエイティブ”があります。
△この写真、実はアドリブ。その場で家具移動させて撮ったの!
その熱をしっかり写真に収めながら、時計を気にしてアタフタしています。
代表大池はあまりにもアタフタしすぎて、周りが全員冷静になって「落ち着け」と連呼される、それでIVTTの撮影現場はバランスが取れてます笑。
めっちゃ緊張してるのよ、いつもね。
ゆったりどっしり構えられるようになりたい!
4. 撮影が終わった後:「片付けだけじゃない」
撮影が終わったら撤収作業!
これは準備より早く終わります。
片付けたらスタジオの方にご挨拶をして退散。
大事なのはその後。
少し遅めのお昼ご飯を食べつつ、モデルさんにIVTTマガジンのためのインタビューをしたり、カメラマンと写真のレタッチ(編集のこと)をその場で軽くしたり。
(本気のレタッチの前に、「こういう雰囲気で」というのを実際に撮った写真を見ながらやるんです)
△マガジン、めちゃくちゃ良いこと書いてあるから読んでね
家に帰ったら「もう疲れた〜!なんもやりたくねえ〜!」と言いながら全て片付けるようにしてます。
はい!お疲れ様でした!
〜〜〜〜〜
「IVTTの社会科見学」どうでしたか?
「“アパレル撮影”ってなんかキラキラしてるやん♡」って思ってたけど、実際に自分で始めたら毎回緊張&体力勝負・時間勝負で思ってたのとは全然違いました笑。
だけどそれを繰り返していくと、それこそ筋トレみたいにちゃんと写真も素敵になっていく。
それが楽しくて毎回頑張っています。
皆さんが見ただけで「素敵!!」となるようなクリエイティブをこれからも追究していくからね!
好きだなと思った写真には是非♡してくださいね!
前回のコラムはこちら→vol.49 「"あるある間違い"〜よく聞かれる筋トレ勘違い〜」